遅すぎることはない

先日、テレビのバラエティー番組で見た話です。確か、大学を出たばかりの白人の青年2人でした。彼らが社会人になる前にと、思い出作りとして日本を旅行する姿に密着したドキュメントバラエティーです。彼らの独特の旅行のスタイルが非常に面白く、また彼らを迎え入れる日本人の姿が優しく寛大でとても印象に残っています。彼らは特に行き先やスケジュールを決めず、旅行ガイドの本をランダムに捲り目隠しした状態で指差しで行き先を決める旅をしていました。彼らは初めての日本に身構えるでもなく、運に身を任せ日本各地を旅します。二人とも日本語がわからないものの身振り手振りで行く先々の日本人の力を借り日本を満喫します。のびのびと旅する彼らの姿に憧れると共に、日本の治安の良さや日本人独特の優しく大らかな対応に改めて日本の素晴らしさを実感する事もできました。もし彼らのように自由な時間ができたなら、私も日本中を指差しの旅で巡り色々な人、色々な土地の温もりを再発見したいと感じる素晴らしい番組でした。